今日のテーマはこちらです↓
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受験生に知っておいてほしい!
<ふとした孤独への対応方法>
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「別れた彼女のことを思い出しちゃって勉強に集中できません」
これ↑、本当にある相談なんです。
しかも、それなりに多い相談です 笑
保護者の方からしたら
たまったもんじゃない!勉強に集中してくれ〜!!
と思われるかもしれません。
(お気持ちよ〜〜くわかります!)
受験生は本当に毎日一生懸命過ごしています。
だからこそ、
こういう一見”くだらない”相談でも、
本人たちは真面目に悩んでいます。
実際どういう風に解決していくのかを
お伝えしたいと思います。
ポイントは、「受容」と「共感」です。
実際の会話をご紹介しますね。
↓
私 「え〜!!別れちゃったの!?」
生徒「そうなんですよ・・・・」
私 「あらまぁ・・」
生徒「ふとした時に彼女のことを思い出しちゃって」
私 「それは辛いねぇ・・・」(*受容ポイント)
生徒「そうなんですよ。もらったものとか見ると辛くて」
私 「いや〜 わかるわ〜 (自身の経験を話す)」(*共感ポイント)
生徒「入江さんもそういう経験あるんですね 笑」
私 「そりゃそうよ、おかげさまであなたより長く生きてますからね」
生徒「笑。どうやって切り替えたんですか?」
私 「解決策は”時間”しかない!私は引きずりまくって3年かかった!」
生徒「マジですか・・それは重症ですね。」
私 「そうよ〜〜〜 めちゃくちゃ好みの人だったからね!」
生徒「僕もそうです。好きなポイントど真ん中で・・」
私 「うわ〜〜 それはキツイ!彼女は勿体無いことしたね〜」
生徒「親にも同じこと言われました 笑」
私 「笑。どう?彼女のこと、勉強するのにヤバイぐらい影響ある?」(*切り替えポイント)
生徒「そこまでじゃないですけど・・・」
私 「OKOK。無理に忘れようとしなくていいと思うよ。」
生徒「そうですか?でも勉強に集中できないのも気になって・・」
私 「そっか〜。そうしたら、そういう時はこうするといいよ(具体策を伝える)」
生徒「ありがとうございます!ヤバくなったらやってみます」
私 「はいよ〜 もし今よりもひどくなったら声かけてね」
生徒 「はい、ありがとうございました」
↓
これ、ほぼノンフィクションです 笑
時間でいうと20〜30分ぐらいでしょうか。
普通だと
「そんなんじゃダメだよ!今は勉強しなきゃ!」
と言いたいシチュエーションです。
私の心の中では同じことを思っています。
時間ないのに何してるんじゃ〜〜汗 って。
けれども、生徒は「マジ」で悩んでいるんですよね。
こういう時は ” 真剣に困っている”
気持ちを受け入れてあげるところから始めます。
それが、*需要ポイント です。
そこから
「あなたの気持ちはわかるぞ」
という自分の心を相手に伝えます。
そうすることで
「この人ちゃんと話を聞いてくれる人だ」
と安心してくれます。
上の会話の *共感ポイント です。
受容と共感を繰り返しながら、
相手のグルグルしている感情が落ち着くのを待ちます。
落ち着いてきたな、と感じたら
「あなたはどうしたいのか?」を確認します。
それが、*切り替えポイント です。
相手から「どう対処したらいいか?」と聞かれたら、
・勉強したいんだな
ということがわかります。
もし、「勉強したくない」と言われたら
別方向から本音を探っていきます。
ここらへんまできたら
大体の受験生は「勉強したいんだけど・・」
という流れに落ち着いてきます。
大切なのは、
○ 相手の困っている気持ちを受け止め、共感を示すこと!
最初から勉強の話をすると
プイッ!とそっぽ向かれちゃいます。
理性的な話は、本能(きもち)を落ち着かせてから。
何かの参考になりましたら嬉しいです!