今日のテーマはこちらです↓
=============
受験生・保護者に知っておいてほしい!
<受験校の決め方〜得意を活かす>
=============
受験校の決め方シリーズ第6弾!
本流に戻ってきました〜!!
一度、受験校の決め方3ステップを復習しておきましょう。
<受験校決め方3ステップ>
ステップ1:様々な角度で大学ごとの問題を分析して
ステップ2:その受験生の特性を分析して
ステップ3:得意を活かせて、弱点をカバーできる大学を選ぶ
復習バッチリでしょうか?
さて今日はステップ3をお伝えします!
・得意を活かして、弱点をカバーする
ってどういうことでしょうか?
ケースやパターンは色々あるのですが、
今回は代表的なものをご紹介しますね。
*わかりやすいように私立大学を例に出します
〜得意科目×配点〜
生徒例:理科が得意、数学が苦手
大学候補例:東北医科薬科、埼玉医科、昭和
得意科目がある場合、その科目の配点が高い大学を選ぶと有利になります。
ただ、理科・数学の配点が一番高い大学。
というのはほとんどありません。
1、英語の配点が高い
2、英語と数学の配点が高い
3、英語と数学と理科の配点が一緒
のいずれかのパターンになります。
「理科」が得意な場合、
「1」と「2」だとちょっともったいないですよね。
できる限り「3、英語と数学と理科の配点が一緒」
の配点となっている大学から候補に挙げていくといいです。
配点が一緒で、英語か数学が苦手だった場合、
理科の得点が英・数と同じ比率で評価されます。
その場合、苦手科目があっても理科でカバーすることができるんです。
(*苦手科目の得点が50%未満だとキツイですが・・・)
そうすると、
● 全部の科目満遍なく取らないといけない
という非効率的な勉強にならないんです。
昭和大学を例に出しますね。
合格者最低点(2020年度入試)は、60%。
・得意の理科、80%
・比較的マシな英語は、70%
・苦手な数学は50%
取れるようにしたら、平均70%取れるぞ。
という戦略が立ちます。
そのために、
・数学を50%取れるためには〜する
・英語で70%確実に取るために〜する
・理科で絶対80%取るために〜する
という戦術が決まります。
これってすごく効率的じゃないですか?
苦手科目も含めて平均的に取る。
って簡単なようで、けっこう難しいことなんです。
得意を活かして、弱点をカバーできる大学を選ぶことは、
◯ やるべきことの取捨選択の基準が決まる
ことに繋がります。
それが、時間を最大限に使えることにも繋がっていくんです。
ちょっとトリッキーですが、
こういう決め方もあるんだな。
と知っておいてください〜