今日は
「漠然とした不安への向き合い方」
をお伝えします!
9月に入ると少しずつ受験モードになっていきます。
そうした時によくある相談ベスト3のうちの一つ。
「なんか不安なんです」
なんとな〜く
不安感に襲われるようです。
夏が大切だ!
一生懸命駆け抜ける。
夏の成果を出さなきゃ!
模試で全精力をかける。
けれども、手応えはイマイチ。
といった経緯で不安を持つ人が多い印象を受けます。
一生懸命頑張ったのに成果が出ない、
というのは確かに辛いですよね。
「自分がやっていたことが間違っていたのかな」
このような思いから不安を持ち始めます。
どのように向き合ったらいいのでしょうか?
向き合い方は2ステップです。
ステップ1
不安に思っていることを全部書き出す
ステップ2
書き出した不安を解消するために出来ることを、すべて書き出す
以上!
超シンプル!!
このステップの目的は、
○何に対して不安を感じているのか
を整理するためです。
「曖昧な不安」は何が課題なのか
自分がわからない状況であるケースが多いです。
不安を少なくするためには
不安を解消する行動をすること!
そのために
何に対して不安に思っているかをはっきりさせる
ことがポイントです。
白い紙に思いっきり書きまくって見ましょう!
スッキリしますよ〜
<編集後記>
月末振り返りを生徒と一緒にしています。
・1ヶ月間でできるようになったこと
・1ヶ月で感じた課題と対策
を確認しています。
今回は ”出来なかった事” を対象に「メンタルブロック」
(詳しくはこちらhttps://iriehitomi.com/2020/09/06/5-受験生を邪魔するもの-20個の成長/)
の有無を確認していきました。
初めての試みだったのですが、
効果をめちゃくちゃ感じました!
出来ない原因の「根っこ」
の部分を確認したんです。
例えば「朝決めた時間に起きれない」
という事例がありました。
原因は、二度寝をしてしまっているから。
普通は「受験生なのに気合いが足りない!」
と一喝して終わりです。
メンタルブロックを確認するというのは、
ここでもう一つ深掘りをしました。
「どんな気持ちになって二度寝しちゃったの?」
二度寝した時の
感情・思いや体の反応などを確認していきます。
・まだ寝たい〜 と思ったから
・疲れて体が動かなかったから
・起きる時間がいつもより遅くて嫌になっちゃって
今回は
”起きる時間がいつもより遅くて嫌になっちゃって”
のところに「メンタルブロック」を発見しました。
”出来ない”という結果になっていることは、
大抵のことはできるようになります。
そのためにも
”出来ない” の根っこの部分まで確認していく必要性を
激しく実感しました。
勉強法、受験校選択、テクニック
といった、外側の知識だけではなくて
心理学、脳科学、メンタルトレーニング
のような、人の内側部分の知識も知っておくと最強です。
「内側の知識を学んでおいてよかったな〜」
としみじみ思った1日でした。