今日のテーマはこちらです↓
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受験生・保護者に知っておいてほしい!
<模試の裏話>
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どんな模試を受けたらいいの?
シリーズ。
今回はオマケ!
何かというと・・・
模試はどのように作られているか!!!
私はいわゆる
「教務担当」なので
実際模試は作っていません。
がががが!!!
”模試を作っている”先生方
とはよく関わっています。
講師室でしか聞けないウラバナシ。
皆さんに関わりのあるところを
お伝えしていきますね。
<ウラバナシ1>
模試は「平均得点率」が決められていて、
その数字になるように作られている。
入試問題もそうですが、
”満点”を取らせようとする試験でない。
というところです。
なんでも満点を狙いに行く
生徒がいるのですが、
模試そのものが満点を取らせる目的で
作っていないので、
目標設定が間違っているんですよね 汗
今習っている範囲のものを
確実に取れるか確認する。
こんな風に捉えて、
そのために勉強を進めてみましょう。
あれもこれも!
というよりは
「これをまずはやろう」
という考え方になったら正解です(ぐっ)
<ウラバナシ2>
問題には講師の”エゴ”もあり
何かというと、
某大手予備校の模試は
科目ごとに10人ぐらいの先生が
チームを組んで作成しています。
一人いくつか作って
持ち寄って、
チームメンバーで選んで、
順番に並べていく。
メンバーは大御所の先生から
若手の先生まで様々です。
たまあにこういうことがあるそうですよ。
・A先生の作った問題はかなり難しい
・けど、A先生は大御所で却下しづらい
・そのまま採用
複数の人間が集まったら
政治的な何かは発生してしまいます。
めっちゃ難しい問題が出された
受験生たちは、不運だったとしか
言いようがないですが・・
なので「これはゲキムズ」の
問題が出た時は、
こういうことが裏側では起こっているかも 苦笑
成績表の平均点を見て、
正答率が50%未満である問題は
解けなくて気にしなくていいです〜
<ウラバナシ3>
難易度の安定している科目
私が見てきた感じと
噂で聞いた話で・・・
例年K塾模試で
良い問題作ってらっしゃるな
と思うのは、
・英語
・数学
ちょっとね・・・
と思うのは
・化学
です。
ただ、去年は初めての共通テスト模試だったので
どの科目も難易度上げすぎでしたね 汗
振り返ってみたら
本物よりむずいじゃん!
って感じ。
偏差値のインフレは確実に起きてました。
50点なのに偏差値60 みたいな感じで。
まあ初めてのものだからしょうがないですよね・・・
去年の模試の偏差値は
正直頼りにしてませんでした 汗
今年も同じ感覚です。
共通テストは2回目で、
難易度がどんな感じになるか読めないから。
こういう時は
先生に確認するのが一番です。
「今回の模試で得点すべき場所はどこですか?」
先生から「ここっ!」と
言われた場所を
解けているかどうか確認すると
成果につながる振り返りになりますよ。
ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいまし〜