今日のテーマはこちらです↓
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受験生・保護者に知っておいてほしい!
<本番で実力が出せない悲劇>
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模試では常に偏差値65以上をキープ。
どの先生たちからも
「こいつは絶対受かる」
と言われていた
浪人1年目の男子生徒がいました。
素直で、前向きで明るくて。
現役時代はスポーツ一筋。
緊張とは程遠い生徒でした。
センター試験が終わって
私立医学部入試がスタート。
偏差値が低めの大学から受け始めました。
最初に受けた大学の合否が
一気に出るタイミングがあります。
結果は、すべ不合格。
「まあまあ、最初だしね。これからでしょう」
本人も、先生も、担当していた人も
思っていました。
ところが
前期期間の入試が終わった結果。
合格なし。
1次試験合格すらない状態でした。
(*1次試験=学力試験)
医学部入試は大まかに2タームに分かれます。
・前期
・後期
前期の方が募集定員が多いので、
合格の可能性が高いのは断然前期入試です。
後期は、
定員が前期の半分未満です。
超厳しい椅子取りゲームになります。
前期で1次試験合格がない場合は、
後期での合格はかなり厳しい状況です。
でも、本人は至って普通。
落ち込んでいる様子も見えません。
毎日朝早くから夜遅くまで、
いつもどおり予備校で勉強していました。
先生たちも担任の人も
「後期でいけるはず」
と思っていました。
けど、私はかなり違和感を感じました。
学力があるのに結果がついてきていない。
「本番で実力出せていないのかもしれない」
そう半分確信して
本人に切り込みました。
「ねえねえ〇〇くん。本番で力出しきれてる感覚ある?」
→ 次回へつづく